相続経験者の4人に1人が「家族の対立」を経験!最新調査でわかった“争族”の原因と、今からできる予防策

2026年10月に公表された調査で、相続を経験した人の約25%が家族・親族間の意見の対立や揉め事を経験していたことがわかりました。原因の第1位は「遺産の分け方」。トラブルを防ぐポイントを解説します。

こんにちは!西荻窪・吉祥寺の相続専門の文鳥、ぶん吉です(ちゅいヨ!)。

吉祥寺の商店街では、もう年末商戦の準備が始まっていますね。年末年始は家族が集まる季節ですが、ご相談では「兄弟で話がまとまらない」「実家をどうするかで気まずくなった」というお声も少なくありません。今日は、新しく発表された調査をもとに、相続が“争族”にならないためのポイントを皆さんにもわかるようにやさしく解説するヨ。

調査でわかった相続トラブルの実態

弁護士保険比較サイトを運営する株式会社エレメントが、過去10年以内に相続を経験した全国の24〜69歳の男女300人に2026年9月に行ったインターネット調査(2026年10月15日公表)では、次のような結果が出ています。

  • 家族・親族間で意見の対立や揉め事を経験した:約25.3%
  • そのうち裁判・調停などの法的手続きに発展:6%
  • トラブルの原因(複数回答):「遺産の分け方・相続割合」約73.7%、「不動産の分け方・処分」約46.1%
  • 相続時に専門家へ相談・依頼していない:約47.7%
  • 相談・依頼した専門家:司法書士20%、弁護士約14.7%、税理士約12.7%

4人に1人が揉めた経験がある一方で、半数近くは専門家に相談せずに進めていたことになるんだ(ちゅい!)。

揉める原因は「分けにくい財産」と「思い込み」

相続財産の中心が実家の土地・建物の場合、お金のようにきれいに分けることができません。「長男が実家を継ぐのが当然」「介護をした自分が多くもらうべき」といった、それぞれの思い込みがぶつかると、話し合いは一気に難しくなります。

調査でも、相談しなかった理由として「家族だけで解決できると思った」「それほど深刻だと思わなかった」が上位でした。最初は小さな行き違いでも、時間がたつほど関係はこじれやすくなります。

今からできる3つの予防策

  • ①遺言書を作る:財産の分け方と、その理由(付言事項)を書いておくだけで、家族の迷いは大きく減ります
  • ②実家をどうするか、元気なうちに家族で話す:住む・売る・貸すの方針を共有しておく
  • ③相続が始まったら、早めに第三者を入れる:中立の立場の専門家が入ると、感情的な対立を避けやすくなります

司法書士の遺産承継業務でできること

司法書士の「遺産承継業務」では、相続人の確定と財産の調査を行い、全員が同じ資料を見ながら話し合える状態を整えます。そのうえで、皆さんの合意内容をもとに遺産分割協議書を作成し、相続登記、預金の解約、売却代金の分配までを一つの窓口で進めます。なお、すでに争いになっていて交渉や代理が必要な場合は、弁護士と連携します。

よくある疑問(FAQ)

Q1:仲の良い家族でも、遺言は必要ですか?

A1:仲が良いからこそ、分け方を巡って関係が崩れるのを避けるために遺言が役立ちます。特に、相続人に配偶者がいて子どもがいない場合や、実家が財産の大半を占める場合はおすすめです。

Q2:兄弟の一人が話し合いに応じてくれません。

A2:まずは専門家から相続人全員に、財産の一覧と手続きの流れを書面でお知らせする方法があります。それでも進まない場合は、家庭裁判所の遺産分割調停を検討します。

Q3:司法書士と弁護士はどう使い分ければいいですか?

A3:話し合いで合意できる見込みがあり、手続きを進めたい場合は司法書士、すでに対立していて代理交渉が必要な場合は弁護士が適しています。

まとめと未来への提言

相続のトラブルは、特別な家庭だけの話ではありません。最新の調査でも、4人に1人が対立を経験しています。原因の多くは「分け方」なので、遺言と早めの話し合い、そして中立の専門家の関与で防ぐことができます。

年末年始に家族が集まったとき、少しだけ「これからのこと」を話してみませんか?その一言が、家族の関係を守る巣づくりになるヨ(ちゅいヨ!)。

専門家としての一言(司法書士・1級FPの視点)

相続紛争の多くは、財産内容の情報格差と、不動産のように分割しにくい財産の扱いから生じます。生前の遺言作成と、相続開始後の早期の財産開示・手続きの一本化が有効な予防策です。当事務所では、遺産承継業務として相続人全員への丁寧な情報共有から遺産分割協議書の作成、登記・預金手続・分配までを一括でお引き受けし、1級FPとして代償分割の資金計画や不動産の換価も含めたご提案を行っています。初回30分の無料相談やオンライン相談も承っておりますので、お気軽にご相談ください。

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