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住宅ローンの金利上昇と家計への影響:家計を守るための「安さ」と「安心」の選び方

2026-04-12

住宅ローンの変動金利が15年ぶりに1%を超え、毎月の返済額が増え始めています。 ・将来の負担増を避けるために、返済額が変わらない固定金利へ切り替える人が急増中です。

こんにちは!相続専門の文鳥、ぶん吉です(ちゅいヨ!)。

最近、ニュースや新聞で「住宅ローンの金利が上がる」というお話をよく耳にしませんか?「せっかくマイホームを手に入れたのに、これからお月謝のように払うローンの金額がどうなっちゃうの?」と、不安に感じている方も多いはずです。

今の住宅ローンの世界では、実は15年ぶりの大きな「変化」が起きています。今回は、難しい専門用語は横に置いて、皆さんのお財布にどんな影響があるのか、中学生の皆さんにもわかるように優しく解説しますね。

変動金利に起きている15年ぶりの歴史的な変化

今、日本の住宅ローンは大きな転換点を迎えています。三菱UFJ銀行や三井住友銀行といった大手銀行が、変動金利の「基準」となる金利(基準金利)を0.25%引き上げて、3.125%に設定しました。

この「3.125%」という数字は、2000年代に銀行の大きな再編が行われて以降で、最も高い水準なんです。また、ネット銀行の「auじぶん銀行」も、独自に0.3%引き上げる動きを見せています。

ここで大切なのは、「私たちが実際に払う金利」の変化です。銀行から受ける優遇(値引き)を差し引いた、私たちが実際に負担する金利の平均が、ついに1%を超える見通しとなりました。

住宅ローン比較診断サービス「モゲチェック」を運営するMFSによると、4月の変動金利(最優遇金利)の平均水準は15年ぶりに1%を超える見通しだ。

15年ぶりということは、今ローンを返している人の多くが、大人になってから一度も「金利が上がる」という経験をしていないことになります。これまでは「金利ゼロ」が当たり前でしたが、銀行のコスト増などを理由に、いよいよ「金利がある世界」が戻ってきたのです。

月5,000円の増額?お財布へのリアルな影響

金利が上がると、具体的にどれくらい生活が厳しくなるのでしょうか。 例えば、5,000万円を35年返済で借りている場合、今回の引き上げで毎月の返済額は「5,000円から6,000円程度」増える計算になります。

「たったそれだけ?」と思うかもしれませんが、想像してみてください。
・毎月1回、家族で楽しんでいたちょっと豪華な外食を諦める。
・毎月のスポーツジムの会費や、動画配信サービスの代金が消えてしまう。
・1年間に直すと、新しいゲーム機や最新のスマートフォンが買えるくらいの金額になる。

これが何十年も続くとなると、家計にとっては大きなダメージですよね。

さらに気をつけたいのが、返済の中身です。変動金利には「5年ルール」や「125%ルール」という仕組みがあり、金利が上がってもすぐには毎月の支払額が変わらない契約もあります。しかし、その間も利息は増え続けています。「返しているつもりなのに、実は利息の支払いばかりで、元々の借金(元金)が全然減っていない」という、怖い状態になりかねないのです。

安心を求めて「固定金利」へ乗り換える人たち

こうした状況の中、「今のうちに返済額を確定させてしまおう」と動く人が急増しています。

全期間の金利が変わらない「フラット35」への借り換え申し込みは、なんと前の年の同じ時期と比べて「8.4倍」にも膨れ上がっています。今は変動金利よりも固定金利の方が、見た目の金利そのものは高いのですが、それでも選ばれているのです。

なぜ、あえて高い金利を選ぶのでしょうか?それは「将来、これ以上金利が上がってハラハラしたくない」という心の安定を求めているからです。

「総返済額が減らなくても安心感を得たいと考えて固定型に乗り換える契約者が増えている」

たとえ最終的に払う合計金額が少し増えたとしても、「毎月の支払額が一生変わらない」という安心感を買う、という考え方が広がっているのですね。

今後の見通しと私たちが考えるべきこと

今後の見通しですが、10年固定金利の平均は約3%となっており、まだ変動金利よりは高い状態が続いています。しかし、世界的な原油価格の上昇や物価高(インフレ)の影響で、日本でも今後さらに金利が上がる可能性があると、多くの専門家が予想しています。

これまでは「みんな変動金利だから大丈夫」という空気がありましたが、これからは「自分の家族の生活設計(ライフプラン)」に合わせて選ぶことが大切です。

例えば、お子さんの教育費がかさむ時期に、突然ローンの支払いが1万円増えても大丈夫でしょうか?もし不安なら、今のうちに固定金利への切り替えを検討したり、繰り上げ返済の準備をしたりすることが、家族を守ることにつながります。自分の家計にとって何が一番大切か、この機会にしっかり考えてみてくださいね(ちゅいヨ!)。

よくある疑問(FAQ)

Q:今すぐ固定金利に変えるべきですか?
A:将来の金利上昇が怖くて、夜も眠れないほど不安なら検討の価値があります。ただし、今の変動金利との差も大きいため、まずは銀行のウェブサイトにある「シミュレーター」などを使って、切り替えた場合にトータルでいくら増えるのかを数字で確認してみましょう。

Q:ネット銀行と大手銀行で違いはありますか?
A:はい、銀行によって対応はさまざまです。auじぶん銀行のように独自に大きく引き上げる銀行もあれば、様子を見ている銀行もあります。まずは自分が借りている銀行から届く通知やメールを、見逃さないようにチェックしてください。

Q:これから家を建てる人はどちらを選べばいいですか?
A:今の「安さ」を最大限に活かして、浮いたお金を貯金や投資に回せる自信があるなら変動金利。将来のニュースに一喜一憂せず、家計の支出をピタッと安定させたいなら、固定金利や「フラット35」がおすすめの選択肢になります。

未来に向けた問いかけ

住宅ローンの金利上昇は、もはやテレビの中の出来事ではありません。15年ぶりのこの変化は、皆さんの「明日のお財布」に直結する大切なお話です。

まずは、自分のローンが今何%で、もし金利が1%上がったら支払いがいくら増えるのか、一度計算してみることから始めましょう。

あなたは「少しでも安く済ませたい」という今のメリットと、「将来の支払額が決まっている」という安心感、今の家計ならどちらを優先しますか?

専門家としての一言

金利の上昇は、単に毎月の返済額が増えるだけでなく、相続や将来の資産形成にも大きな影響を与えます。住宅ローンは数十年という長期にわたる契約です。目先の金利の低さだけで判断するのではなく、家族の将来を見据えた「出口戦略」を立てることが極めて重要です。

「出口戦略」とは、将来的に金利が上がりすぎた際に、手元の資金で一括返済するのか、あるいは住宅を売却してローンを清算するのかといった、最終的な終わらせ方の計画のことです。また、最近では銀行側も、長期の固定ローンを増やすことで「資産と負債のバランス管理(ALM)」を安定させようとする動きを見せています。

金利のある世界へ戻りつつある今、住宅ローンを「借りたら終わり」にするのではなく、経済状況の変化に応じて柔軟に見直しを行う姿勢が、あなたの大切な財産を守ることにつながります。

動画配信の「セット割」で損してない?賢く楽しむサブスク節約術

2026-03-09

動画配信は観たい時だけ契約し、見終わったら即解約するのが家計を守る鉄則です。セット割は一見お得ですが、自分の通信量に合わないと逆に高くなるので注意が必要です。

こんにちは!相続専門の文鳥、ぶん吉です(ちゅいヨ!)。

最近は、テレビのスイッチを入れるだけでは見られない大切なスポーツイベントや作品が増えています。

例えば、野球のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)。「大谷翔平選手を応援したいけれど、地上波の中継がなくてネットフリックスでしか見られないなら契約しなきゃ!」と、切実な思いで加入を検討する30代の女性会社員のような方が増えています。

また、北中米で開催されるサッカーワールドカップも、日本代表戦などは地上波で見られますが、それ以外の試合を網羅するにはDAZN(ダゾーン)の契約や、NHK BSプレミアム4Kを視聴できる環境が必要です。こうした「配信でしか見られない」状況が、サブスク契約の大きなきっかけになっています。

日本の動画配信シェア、トップはどこ?

国内でどのサービスが人気なのか、調査会社のGEM Partnersによる2024年のデータを見てみましょう。

1位:Netflix(21.5%) 2位:U-NEXT(17.9%) 3位:Amazonプライム・ビデオ 4位:DAZN

これほど多くのサービスが混在しているのは、各社が「独占配信」という強力な武器を持っているからです。しかし、1級FPであるボクの視点から言わせてもらうと、使っていないサブスクに毎月お金を払うのは「目に見えない借金」を抱えているのと同じです。月々1000円の無駄も、将来の投資に回せる大切な種銭(たねぜに)になるんだちゅいヨ!

携帯キャリア別「セット割」の正体

少しでも安く利用するために、携帯キャリア各社は動画配信と通信料金の「セット割」を用意しています。ポイ探の菊地崇仁代表は、次のように助言しています。

単体で契約すると割高になりがちだが「セット割」を組み合わせれば実質的に安くできる

具体的なセットプランの内容を確認しておきましょう。

・SoftBank / LINEヤフー 「LYPプレミアム with Netflix」は、Netflixの「広告付きスタンダードプラン」の通常料金と同じ月額890円から利用できます。動画が見られるだけでなく、LINEの有料スタンプ使い放題やヤフーショッピングのクーポンといった「LYPプレミアム」の特典も付く非常にお得な仕組みです。ソフトバンク経由なら、この広告付きスタンダードプランが3カ月目まで追加負担なしになるキャンペーン(3月末まで)も実施されています。 (注:キャンペーン期間は執筆時点の情報です。最新の状況を確認してくださいね)

・au データ通信量無制限プランとセットになった「auバリューリンクプラン Netflixパック(P)」を月額9306円で提供しています。

・楽天モバイル 「Rakuten最強U-NEXT」は、U-NEXTの動画見放題とセットで月額4378円です。

・NTTドコモ 「ドコモMAX」ではDAZNなどの視聴が可能で、データ通信量に応じて月額5698円から、無制限の場合は8448円となります。

【要注意】「セット割」が必ずしもお得ではない理由

セット割は一見魔法のようにお得に感じますが、落とし穴もあります。簡単に説明すると、「おまけ」につられて、本来必要のない高いプランにお金を払ってしまう可能性があるということです。

例えば、外で動画をあまり見ない(データ通信量を使い切らない)人が、セット割を適用するために「通信量無制限プラン」に入ってしまうと、個別に契約するよりも合計金額が高くなってしまうことがよくあります。

また、すでに個人でNetflixを契約している人が「LYPプレミアム with Netflix」に切り替える際は、LINEアプリからの申し込みタイミングに注意してください。今の契約の締め日を考えずに申し込むと、一時的に「二重支払い」が発生するリスクがあります。今の契約状況をしっかり確認することが重要だちゅいヨ!

ぶん吉流・最強のサブスク活用術

家計を賢く守るための最も効果的な方法は、ズバリ「オン・オフ」の切り替えです。

動画配信サービスは、一度契約したらずっと続けなければならないものではありません。「見たいスポーツイベントがある月だけ」「どうしても見たいドラマが配信された時だけ」契約し、見終わったらすぐに解約や休止の手続きをする。この徹底した姿勢が、無駄な支出を最小限に抑えます。

視聴時間をたっぷり確保できる連休の間だけ契約するといった、自分のスケジュールに合わせた柔軟な使い方が、現代の賢いサブスク活用術です。

まとめと未来への問いかけ

動画配信サービスは、セット割をうまく活用すれば生活を豊かにしてくれます。しかし、最大の節約は「使っていないサービスにお金を払わないこと」です。

携帯キャリアのプランに最初から組み込まれているからといって、無意識に毎月の料金を垂れ流してはいませんか?

最後に皆さんに問いかけます。 「本当にそのサブスク、今月も使い倒していますか?」

専門家としての一言(司法書士・1級FPの視点)

家計の管理において、固定費の見直しは資産形成の第一歩です。月々数百円から数千円のサブスクリプション料金も、年間、そして数十年という単位で積み重なれば、将来の資産額に大きな差を生みます。

「なんとなく便利だから」という理由で契約を放置せず、定期的に棚卸しを行うことが、健全な家計を維持するために極めて重要です。セットプランの条件を正確に把握し、自分のライフスタイルにとっての最適解を常にアップデートし続けてください。

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