
個人株主が過去最多の9200万人に到達し、投資の主役が私たち個人に移っています。
若い世代の参入が加速しており、将来のために日本株を買う動きが強まっています。
こんにちは!西荻窪・吉祥寺の相続専門の文鳥、ぶん吉です(ちゅいヨ!)。
西荻窪や吉祥寺の街を飛び回りながら人々の暮らしを見守っている私ですが、最近は投資の話題を耳にすることが本当に増えました。東京証券取引所などが発表した最新の調査によると、個人の株主数は延べ9198万人、約9200万人に達して過去最多を更新しました。なんと12年連続の増加です。2025年度の日経平均株価がAIや半導体関連の銘柄に牽引されて4割も上昇した勢いもありますが、なぜこれほど多くの人が日本株に注目し始めたのでしょうか。その背景には、単なる株高以上の大きな時代のうねりがあるのです。

海外勢や企業と並び、個人のパワーが市場を動かす
これまでの日本企業は、お互いに株を持ち合うことで経営を安定させる「政策保有株」という習慣を大切にしてきました。しかし、今は企業同士で株を持ち合う習慣を減らし、より透明な経営を目指す動きが加速しています。その受け皿として存在感を高めているのが、私たち個人投資家です。個人の持ち株比率は17.4%に達し、事業会社の17.7%に肉薄しています。さらに、海外の投資家が初めて市場全体の3分の1を超える34.7%を占める中、個人は日本市場を支えるもう一つの大きな柱になりつつあります。個人の投資する力が、いよいよ本格的に企業を動かす時代がやってきたのを感じます(ちゅいヨ)。
若者が「応援」と「備え」で未来を拓く
特に注目したいのは、投資が若い世代へ確実に広がっている点です。20代以下の株主数は、わずか半年間で1割も増加しました。そこには、切実な将来への意識が隠されています。早稲田大学の奥村雅史教授は、今の若者の心境を次のように分析しています。
「学生はAIの台頭で自分が就く職業の所得が安定するかわからないとの不安がある。若い人ほど将来の利益を増やしたいという考えが強い」
実際に、千葉県に住む20代の男性は、自分が勤める鉄鋼業界に関連する銘柄を「応援する感覚」で買っているそうです。また、岩手県花巻市の50代の男性は、地元の北上市に工場があるキオクシアの株を購入し、地元企業を応援しながら600万円もの利益を出したといいます。このように、投資は単なるお金儲けではなく、将来への自己防衛や、愛着のある地域・社会を支えるための「一票」としての意味合いを強めているのです。
資産運用の主戦場が「海外」から「日本株」へ
日本人の投資スタイルにも興味深い変化が見られます。新NISAが始まって以来、これまでは世界全体の株に投資する「オルカン」などの海外資産が圧倒的に人気でした。しかし、最近はそのお金がじわりと日本株に戻ってきています。2026年1月から5月のデータによれば、NISA経由の投資の41%が日本株に振り向けられました。前年の35%から大きく数字を伸ばしており、日本企業の成長性や、株主を大切にする姿勢に期待を寄せる人が増えている状況がはっきりと見て取れます。
企業が「個人」を熱烈に歓迎し始めた理由
企業側も、私たち個人の存在をこれまで以上に大切にするようになりました。その象徴が「株式分割」です。1株を細かく分けて、普通の人が買いやすい値段に下げるこの取り組みは、この1年で276件と12年ぶりの高水準になりました。例えばAI関連で注目されるフジクラは、1株を6株に分けることで、より多くの人が株主になれる環境を整えました。企業は、自分たちのファンである個人に長く株を持ってほしいと考えています。株価の変動を抑え、経営を安定させるためにも、個人の存在は欠かせないパートナーになっているのです。
疑問を解決して、投資の未来へ一歩踏み出そう
株を始めるには大きなお金が必要だと思われがちですが、今は企業の努力による株式分割のおかげで、少額からでも参加できるようになっています。まずは身近な金額から、未来への種まきを始めてみるのが良いでしょう。また、今回の株高はAIや半導体といった特定の業界が引っ張った面もありますが、実際には先ほどの岩手の男性のように、地元の企業や自分の仕事に関わる会社を「応援」する視点で選んでいる人がたくさんいます。
さらに、株を買った後に会社へ意見を言えるのかという点も気になるところです。株主には「議決権」があり、会社の意思決定に参加する権利があります。最近ではエーザイのように、ネットで議決権を行使した人に電子ギフト券を配るなど、個人の声を拾い上げようとする企業も増えています。実を言うと、個人株主の議決権行使率は38.7%と前回よりわずかに低下しており、まだ課題は残っています。しかし、投資を通じて自分の意思を企業に届けることは、社会をより良くするための立派なアクションなのです(ちゅいヨ)。
投資が当たり前になる未来に向けて
今、私たちは個人が投資を通じて企業と手を取り合い、社会と深くつながる時代の入り口に立っています。株主名簿に自分の名前が載るということは、その企業の一部を支え、共に未来を創る一員になることを意味します。皆さんは、どんな未来を応援し、どのような豊かさを築いていきたいですか?その一歩を踏み出す勇気が、きっとこれからの人生を支える大きな財産になるはずです。
専門家としての一言
投資で資産が増えることは喜ばしいですが、同時に「増えた資産をどう守り、次世代へつなぐか」という相続の視点も重要になります。株主名簿に名前が載るということは、立派な財産を持つということです。若いうちから資産形成を学ぶのと同様に、早いうちからその出口戦略についても意識しておくと、より安心な人生設計が描けるでしょう。司法書士・FPの視点から見ても、攻めの投資と守りの相続準備をセットで考えることが、本当の意味での「賢い備え」につながります。

坂を負う人にまず寄り添い、大切な想いを明日の形へつなぐ司法書士(文鳥をこよなく愛しています)。
東京都西荻窪・吉祥寺エリアを中心に、司法書士/1級ファイナンシャル・プランニング技能士/民事信託士/上級相続診断士の4つの視点を持つ専門家として活動しています。
法務と資金計画の両面から、ご家族の「安心」と「納得」をワンストップでサポート。対面相談を大切にしつつ、オンラインで「東京の実家・不動産」に関する全国からのご相談にも対応しています。
相続・生前対策は、ご家族ごとの状況整理が解決への第一歩です。
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