金利上昇で主役交代?今、「円建て保険」に注目が集まっている理由

金利上昇で円建て保険が12年ぶりの高水準で販売急増しています。 預金だけでは物価高に勝てないため、お金の置き場所の選別が大事です。

こんにちは!西荻窪・吉祥寺の相続専門の文鳥、ぶん吉です(ちゅいヨ!)。

西荻窪や吉祥寺の活気ある商店街を歩いていると、お惣菜やお菓子の値段が少しずつ上がっているのを感じますよね。「銀行に預けておけば安心」という昔ながらの考え方だけでは、大切なお金を守るのが難しい時代になってきました。

今、世の中ではお金の大きな流れが変わっています。
これまで長い間、日本の金利は「ほぼゼロ」の状態が続いてきましたが、ようやく金利が動く時代になりました。それに伴い、私たち家計の「資産の置き場所」も、新しいステージへと移り変わっているのです。

円建て保険の復活

今、再び大きな注目を集めているのが「円建て一時払い終身保険」です。銀行などの窓口での販売額は、2025年度には約3兆4100億円(前年度比14%増)に達する見込みで、これは実に12年ぶりの高い水準です。

かつては国内の金利が低すぎたため、高い利回りを求めて米ドルや豪ドルなどの「外貨建て保険」を選ぶのが当たり前でした。しかし、日銀が政策を転換し、国内金利が上昇し始めたことで、円建て保険の魅力が劇的に復活しました。生命保険各社は、契約者に約束する利回り(予定利率)を次々と引き上げています。

主な円建て一時払い保険の利率(2025年時点のデータ)
・日本生命保険(子会社販売分):3.6%(2年前より2%超の上昇)
・明治安田生命保険:3.14%(月2回の頻度で利率を見直し)
・住友生命保険:2.6%(販売開始時より1.6%の上昇)

この変化の最大のメリットは、為替による損をするリスクを負わずに、慣れ親しんだ「日本円」のままで安定した運用ができるようになった点です。「海外のお金は難しそうで怖い」と感じていた方にとっても、円建てでこれだけの利回りが期待できるようになったことは、大きな安心材料といえるでしょう。

インフレ対策としての外貨運用

円建て保険が伸びる一方で、外貨預金も非常に根強い人気があります。個人の外貨預金残高は約6.6兆円と、5年ぶりの高水準を記録しました。

SMBC信託銀行(プレスティア)によると、年金を主な収入源とする高齢者の方々が、物価上昇によって円の価値が目減りすることを防ぐために、高金利な外貨定期預金などを活用する動きが目立っています。

また、20代の若い世代も賢く外貨を保有し始めています(ちゅいヨ!)。
住信SBIネット銀行のように為替手数料を低く抑えている銀行や、ソニー銀行のように積み立てた外貨を海外でそのまま使えるサービスを展開しているネット銀行を上手に使いこなしているのが特徴です。円安やインフレが進むなかで、資産の一部を外貨で持つことは、自分の生活を守るための賢い戦略といえます。

銀行預金だけでは足りない現実

ここで、私たちが普段利用している「定期預金」の現実を直視してみましょう。現在、メガバンクの定期預金金利(1年物)は0.4%程度ですが、物価上昇率は1.4%ほどあります。

これを中学生のみなさんにもわかるように例えると、こういうことです。 「今日100円で買えるジュースが、1年後の物価高で101.4円になったとします。でも、銀行に預けた100円は、金利がついても100.4円にしかなりません。1年後、あなたはそのジュースを買えなくなってしまうのです」

これが「実質マイナス金利」の怖さです。銀行に預けておくだけでは、実質的にはお金の価値が少しずつ減っているのと同じです。これからは「なんとなく預金」を卒業し、金利や物価の動きをしっかり見極めて、自分に合った商品を選別する力が求められています。

よくある疑問(FAQ)

Q.今から円建て保険に入るのは遅すぎない?
A.決して遅すぎることはありません。むしろ今は金利が上がっている真っ最中です。明治安田生命のように、市場の動きに合わせて利率を月に2回も見直すタイプの商品も登場しています。これからさらに金利が上がることを見越して、タイミングを分けて加入するのも賢い方法ですよ。

Q.外貨預金と円建て保険、どちらがいいの?
A.これは「どちらが正解」というものではなく、目的によって使い分けるのが正解です。「為替で損をしたくない、日本円で確実に増やしたい」なら円建ての一時払い終身保険が向いています。一方で「物価上昇に負けないよう、攻めの姿勢で資産を守りたい」なら、利便性の高いネット銀行などの外貨預金が選択肢に入ります。

まとめ:これからの選択

これまでは、お金の置き場所に迷うことは少なかったかもしれません。しかし「金利のある世界」が戻ってきた今、情報を掴んでいるかどうかで、将来の資産額に大きな差がついてしまいます。

「なんとなく銀行」という習慣から一歩踏み出し、自分から新しい情報のアンテナを張ることが大切です。私たち文鳥が美味しいエサを探しに飛び回るように、みなさんも資産の置き場所を自分自身の目で探してみませんか?あなたの大切なお金、今の場所に置いたままで、将来の物価上昇に勝てそうですか?

専門家としての一言

金利上昇局面では、単に増やすことだけでなく、相続や将来の現金化を見据えた「出口戦略」も重要です。一度に全額を預けるのではなく、利率の見直し頻度や解約時の条件をしっかり確認し、時期を分散して商品を選ぶことが、長期的な資産形成の成功に繋がります。

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