相続の面倒な手続きが激変!大手銀行と証券会社がタッグを組む驚きの新サービス

銀行や証券の相続手続きが一度で済み、隠れた口座も一括で探せるようになります。

2028年から全国で開始予定で、書類の準備や何度も行う窓口訪問が不要になります。

こんにちは!相続専門の文鳥、ぶん吉です(ちゅいヨ!)。

身近な人が亡くなった後、悲しみに暮れる間もなく押し寄せてくるのが「相続手続き」の山ですね。亡くなった方の通帳を握りしめて、A銀行へ行き、次はB証券へ行き、また別の信託銀行へ……。そのたびに同じような書類を何枚も書き、重たい戸籍謄本の束を何度も提出する。そんな苦労をされている方を、私はたくさん見てきました。

でも、安心してください。そんな「当たり前」だった大変な手続きが、今まさに大きく変わろうとしています。

書類の提出が一度で完結する画期的な仕組み

これまでは、金融機関ごとにバラバラに書類を出し、それぞれの独自ルールに合わせる必要がありました。各社が独自の「はんこ規定」や専用フォーマットを持っていたことが、手続きを複雑にしていた原因です。しかし、新しい仕組みでは、たった1回の書類提出で複数の金融機関の手続きをまとめて進められるようになります。

今年の秋には、このサービスを運営するための新会社が設立される予定です。このプロジェクトには、SMBC日興証券、大和証券グループ本社、野村ホールディングス、三菱UFJモルガン・スタンレー証券の大手証券4社に加え、三井住友フィナンシャルグループ、三井住友信託銀行、三菱UFJ信託銀行という、日本を代表する大手7社が参加を決めました。

銀行や証券など大手金融機関7社が、顧客の遺産相続手続きを一括で対応できるようにする

銀行や証券会社の垣根を越えて、これほど多くの大手が手を取り合うのは本当に画期的なことです。なお、このサービスで一括化されるのは「相続実行の手前の段階(書類の照合や確認)」までですが、それでも同じ書類を何セットも用意する手間がなくなる恩恵は計り知れません。

見つからなかった「隠れ口座」の照会

相続でよくあるお困りごとが、「亡くなった人が、ほかにどこの銀行に口座を持っていたかわからない」という問題です。遺品整理で古い通帳やカードを必死に探し回るのは、精神的にも肉体的にもこたえる作業ですよね(ちゅい)。

この新サービスを使えば、参加している金融機関であれば、1社の窓口に問い合わせるだけで、すべての口座の有無をまとめて確認できるようになります。家じゅうをひっくり返して「隠れ口座」を探す必要がなくなり、家族の負担が大きく軽くなることが期待されています。

スマホやパソコンで進むデジタル手続き

これからの相続手続きは、わざわざ銀行の窓口まで足を運ぶ必要がなくなるかもしれません。新サービスでは、スマートフォンやパソコンを使って、戸籍謄本や印鑑証明をウェブ上にアップロードするだけで手続きが進められるようになります。

「遠くに住んでいて亡くなった方の地元の銀行へ行けない」「仕事が忙しくて平日の昼間に窓口へ行けない」といった状況でも、自宅から手続きを完結できるようになります。これまでは慣れない手続きゆえに書類の不備も多かったのですが、デジタル化によって必須項目の入力漏れなどを自動でチェックできるようになるため、ミスが減り、よりスムーズに手続きが進むようになります。

金融機関側の変化と効率化がもたらすメリット

実は、手続きが大変なのは利用者だけではありません。銀行側も、手書きの古い戸籍を読み取って家系図を作り、誰が本当の相続人なのかを特定する作業に膨大な時間と熟練の技術を要していました。

特に人手不足が深刻な今、この作業が大きなボトルネックとなり、手続きの遅れを招いていました。新サービスでは、AIやOCRといった最新技術を活用して戸籍の読み取りを効率化します。

人件費や郵送費など金銭的コストを3割程度減らせる

コストが3割程度削減されれば、その分、私たち利用者へのサービス向上や、よりスピーディーな資産承継につながっていくはずです。

よくある疑問(FAQ)

新しいサービスについて、ぶん吉が気になるポイントにお答えします。

Q:いつから使えるの?
2027年の夏に一部の地域で試験的に導入され、2028年の秋から全国でサービスが始まる予定です。

Q:どこの銀行でも使えるの?
現在は大手7社とシステム開発のNTTデータなどが中心となっていますが、今後はさらに多くの金融機関に参加を呼びかける予定です。参加企業が増えるほど、より便利になりますね。

まとめと未来への問いかけ

今回は、相続手続きの未来を変える新しいサービスについてお伝えしました。 書類提出が1回で済み、隠れた口座も一括で見つかる。そして、デジタル化でどこからでもミスなく手続きができる。

手続きが楽になることで、書類と格闘する時間ではなく、大切な人との思い出をゆっくりと振り返る時間が増えるかもしれませんね(ちゅい)。

さて、こうした便利なサービスが始まる未来に向けて、今からできることは何でしょうか。例えば、自分が持っている口座のリストを整理しておくだけでも、将来のご家族への素敵な贈り物になるかもしれません。

専門家としての一言(司法書士・1級FPの視点)

金融機関ごとに異なっていた相続手続きの共通化とデジタル化は、資産の流動性を高める極めて重要な一歩です。これまで相続発生から数ヶ月間も資産が凍結される要因となっていた「バックオフィス業務の重複」が、今回の新会社(証券業務基盤監理会社の再委託先を目指す組織)による一元化によって解消されます。迅速な資産承継は、相続人の納税資金確保や生活の安定に直結するため、実務家としてもこの産業インフラの整備に大きな期待を寄せています。

keyboard_arrow_up

0363040883 問い合わせバナー LINE追加バナー