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NISAやiDeCoよりお得?「企業型確定拠出年金」の劇的変化で見直すべき老後の備え

2026-02-23

会社員は企業型DCを最優先!4月と12月の制度拡充で老後資金作りが加速するよ。

制限撤廃や上限アップにより、自分でお金を貯める自由がぐんと広がるんだ。

こんにちは!相続専門の文鳥、ぶん吉です(ちゅいヨ!)。

みなさんは新NISAやiDeCo(イデコ)のことは詳しくても、勤め先の「企業型確定拠出年金(企業型DC)」は放置していませんか?実は今、法改正によって企業型DCが老後資金作りの「主役」と言えるほど、とても有利な制度に進化しているんです。

相続の専門家として一言添えると、確定拠出年金は銀行預金などとは違い、亡くなった時の手続きが少し特殊な、家族を守るための大切な財産でもあります。

2024年4月と12月の改正で、働く私たちにとってどれほど使いやすくなるのか。噛み砕いてお話ししますね。

1:マッチング拠出のルール変更(4月からの変更点)

4月から「マッチング拠出」という仕組みのルールが大きく変わりました。これは、会社が出してくれるお金(積み立て)に、自分の給料からさらにお金を上乗せして貯金する仕組みのことです。

これまでのルールは、少し不公平でした。 「自分が出せる金額は、会社が出してくれる金額を超えてはいけない」という決まりがあったからです。例えば、会社が毎月5,000円しか出してくれない場合、自分も5,000円までしか上乗せできず、枠が余っていても使えなかったんです。

しかし4月からは、この制限がなくなりました。 会社の金額が少なくても、自分でもっと上乗せして、上限(現在は月5.5万円)までフルに使い切れるようになったのです。

この上乗せしたお金は「所得控除」といって、その分にかかる所得税や住民税が安くなります。つまり、普通に貯金するよりも「税金が浮く分だけ確実にお得」ということ。自分の意思で最大限に節税しながら老後資金を増やせる、大きなチャンスがやってきたんだよ。

2:拠出上限額の引き上げ(12月からの変更点)

12月からは、物価の上昇などに合わせて、積み立てられる上限額そのものがアップします。

これまでは勤め先の年金制度の種類によって上限額が細かく分かれていて、とても複雑でした。今回の改正では、他の企業年金などと合わせた「合計の枠」が月6.2万円に統一され、自分がいくらまで出せるのかが非常に分かりやすくなります。

具体的には、企業型DCの上限が月5.5万円から「月6.2万円」へ引き上げられます。同じように、iDeCoの枠も拡大されます。ちなみに自営業の方などのiDeCo上限も、月6.8万円から7.5万円に増えるんだ。

「より多く」貯められる仕組みが整うことで、老後の安心感がぐっと増す改正になるね。

3:iDeCoの加入年齢が70歳未満まで延長

12月の改正でもうひとつ嬉しいのが、iDeCoに加入できる年齢が5歳引き上げられ、原則「70歳未満」までOKになることです。

これまでは60歳を過ぎると積み立てを続けるのが難しかったのですが、これからは「長く働いて、長く備える」という今の時代の生き方に合わせて、より長く資産を育てられるようになります。

ただし、すでに老齢基礎年金を全額受け取っていたり、iDeCo自体を年金として受け取り始めたりしている人は新しく積み立てることはできないから、そこだけは注意してね。

4:企業型DCとiDeCo、どっちを選ぶべき?

多くの会社員にとって、まず優先すべきは企業型DCです。その最大の理由は「手数料」にあります。

iDeCoの場合、口座を維持するために毎年少なくとも2,000円ちょっとの手数料を、自分のお財布から出し続けなければなりません。一方で企業型DCなら、この手数料を会社が代わりに払ってくれるケースがほとんどなんだ(ちゅいヨ!)。

資産運用の専門家、山崎俊輔氏もこうアドバイスしています。

「社内制度である企業型DCは違いが大きい。自社の仕組みを知るのが重要」

手数料の面では企業型DCが有利ですが、デメリットもあります。それは「選べる投資先」です。iDeCoは自分で証券会社を選べるので選択肢が豊富ですが、企業型DCは会社が選んだ商品リストの中から選ぶしかありません。中には手数料が高い商品が混ざっていることもあるので、自分の会社のラインナップを確認することが大切です。

まとめ

これからの時代は、制度を賢く使い倒して「より長く」「より多く」積み立てることが老後の鍵になります。税金が安くなり、会社が手数料を払ってくれる企業型DCは、使わないともったいない最強の武器です。

ここで皆さんに問いかけます。 「あなたの会社のDC制度、最後にログインして中身を確認したのはいつですか?」

制度が新しくなった今こそ、眠っていたIDとパスワードを掘り起こして、設定を見直してみる絶好のタイミングですよ。

専門家としての一言

制度が拡充され、自由度が増すということは、運用する商品を選ぶ「自己責任」の比重も大きくなることを意味します。どの投資信託を選ぶかによって、将来の受取額には数百万円の差が出ることも珍しくありません。

また、司法書士やFPの視点からお伝えしたいのが、確定拠出年金の「受取人」についてです。この資産は、万が一の際に「あらかじめ指定した受取人」が直接受け取ることになります。これは、通常の相続のように遺産分割協議で揉めるリスクを減らせる、非常に優れた仕組みです。

制度の変更をきっかけに、どの資産を誰に残したいのか、ぜひご家族で話し合う機会にしてください。運用状況を確認するのと同時に、受取人が誰になっているかもチェックしておくことを強くおすすめします。

iDeCoの節税額をNISAに「上乗せ」して将来の資産を最大化する知恵

2026-02-19

iDeCoで浮いた税金をNISAで再投資すれば、将来の資産を効率的に増やせます。 2027年から掛け金の上限が大幅に増えるので、今こそ家計を見直すチャンスです。

こんにちは!相続専門の文鳥、ぶん吉です(ちゅいヨ!)。

みなさん、iDeCo(イデコ)の大きな魅力である「節税効果」をしっかり羽ばたかせていますか?「税金が安くなって得したな」と喜ぶだけで終わらせるのは、実はもったいないことなんです。

多くの人が、戻ってきたお金をなんとなく日々のエサ代(生活費)や自分へのご褒美に使ってしまいがちです。しかし、その「浮いたお金」をNISAに回すという一工夫を加えるだけで、将来の蓄えは驚くほど膨らみます。今回は、知識の種をしっかり啄(ついば)んで、賢くお金を育てる知恵を伝授します。

【教え1】節税分を「なかったもの」としてNISAに回す最強の習慣

iDeCoの掛け金は全額が所得控除の対象になるため、所得税や住民税が安くなります。しかし、FPの深田晶恵さんは、所得税は年末調整などで他の還付金と一緒に戻るため「つい浪費しがちだ」と指摘しています。

特に住民税は、現金が戻るのではなく「来年払う税金が安くなる」という仕組みです。中学生のみなさんにもわかるように言えば、「手元に現金は来ないけれど、来年の請求書が安くなる『隠れた割引クーポン』」のようなものですね。だからこそ、節税の実感が湧きにくいのが難点です。

そこで、横浜市の会社員Aさん(52歳)の事例を見てみましょう。Aさんの会社には企業年金があるため、現在のiDeCoの掛け金上限は月2万円です。税率20%のAさんは、毎月4,000円の節税になっています。Aさんはこの「見えない割引分」を、もともと月3万円だったNISAの積立額に上乗せし、月3万4,000円に増やしました。

このように、節税分を「最初からなかったもの」として再投資に回せば、無駄遣いを防ぎながら複利の力を最大まで引き出せます。年4%で30年間運用した場合、単に月5万円積み立てるのと、節税分4,000円を上乗せするのとでは、将来の資産額に約270万円もの差が生まれる計算です。

【教え2】2027年の「大拡充」を見越した作戦会議

これから資産形成の翼を広げたい方にとって、2027年は大きな転換点になります。iDeCoのルールが劇的にパワーアップするからです。

  1. 掛け金の上限が「約3倍」にアップ 企業年金のない会社員の場合、現在は月2万3,000円が上限ですが、2027年以降は月6万2,000円へと大幅に増えます。
  2. 加入できる期間が延びる これまでは65歳未満まででしたが、70歳未満まで加入できるようになります。

上限が増えるということは、節税できる金額もそれだけ増えるということです。これは「本来なら税金として払わなければならないお金が減り、その分を自分のために貯金や投資に回せる魔法のルール」が強化されるようなものです。今から家計を整えておけば、2027年の拡充時にスムーズに投資額を増やせますね。

【教え3】「出口の税金」を賢く回避する受け取り方のコツ

iDeCoは「入る時」は最強ですが、「受け取る時」に税金がかかる点に注意が必要です。ただし、「税金を安くしてくれる枠(非課税枠)」を賢く使えば、税負担を最小限に抑えられます。

一時金(一括受取):退職所得控除という大きな枠が使えます。 ・年金(分割受取):公的年金等控除という枠が使えます。

税理士の柴原一氏が推奨するのは、これらを組み合わせる戦略です。例えば、65歳から5年間を「年金方式」で受け取り、公的年金の受給を70歳まで遅らせる方法です。基礎控除や配偶者控除も合わせれば、年間200万円強までは税金がかからずに受け取れます。

仮に30年間積み立てて1,370万円の資産ができた場合、この方法で1,000万円を非課税で受け取り、残りの370万円を70歳で「一時金」として受け取ると、最終的な税金はわずか1万5,000円ほどで済むケースもあります。

残りを一時金で受給すれば、退職所得は退職所得控除を超えた額の半分なので税率はあまり高くならないことが多い

出口の戦略を事前に描いておくことで、せっかく育てた資産をしっかり守り抜くことができるのです。

まとめと未来への問いかけ

iDeCoで節税したお金を、そのままNISAにスライドさせて積み立てる。このシンプルな習慣をコツコツ続けることが、数十年後の大きな安心へとつながります。制度の変更を追い風にして、将来の空へ高く飛び立ちましょう(ちゅいヨ!)。

あなたは、戻ってきた節税分を「今のご褒美」にしますか?それとも「未来の自分へのプレゼント」にしますか?

専門家としての一言(司法書士・1級FPの視点)

制度の変更を知っているか知らないかで、数十年後の資産額には数百万円の差が出ます。特に2027年の拡充は大きな転換点です。節税額は年収だけでなく、扶養家族の有無などの家庭状況によっても変動します。SBI証券や中央労働金庫などのシミュレーションサイトでは、より詳細な条件での試算が可能です。今のうちからご自身の「正確な節税額」を把握しておくことが、賢い資産形成の第一歩となります。

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