イラン攻撃で株価急落!投資家の不安と「下落の止まり木」を読み解く

イラン攻撃による不安で日経平均VIが急騰し、株価は大きく揺れています。 下値は5万3000円前後の調整局面や、200日移動平均線が意識されます。

こんにちは!相続専門の文鳥、ぶん吉です(ちゅいヨ!)。

今、イランへの攻撃をきっかけに日本の株価が大きく下がっています。実は、投資家たちの「怖がっている度合い」が、2025年4月の関税ショック時よりも高くなっているんです。なぜ今これほど騒がれているのか、大切な資産を守るために知っておきたい今後の目安を、数字を交えて丁寧にお伝えします。

投資家の「怖さ」を映し出す数字の跳ね上がり

今、市場で最も注目されているのが「日経平均VI(ボラティリティー・インデックス)」という指標です。これは、投資家たちが「これから1カ月の間に株価がどれくらい激しく動きそうか」を予想した、いわば「恐怖の温度計」のようなものです。

株価が下がりそうなとき、投資家は損をしないための保険を欲しがります。たとえば、楽しみにしていたイベントが中止になったときに代金が戻ってくる保険や、スマホが壊れたときの修理保険のようなものをイメージしてください。投資の世界では「株を売る権利(プット)」を買うことが、この保険にあたります。

みんながこの保険を欲しがるとVIの数字が上がります。理論上の最大値である100に近づくほどパニック状態といえますが、今回は一時64台まで上がりました。これは2025年4月の「関税ショック」の時の62台を超え、2024年8月の暴落(85台)に次ぐ高さです。

「日経平均ボラティリティー・インデックス(VI)」は、オプション市場が織り込む向こう1カ月間の日経平均の予想変動率を示す。下げ局面では保険としてプット(売る権利)を買う投資家が急増しVIが高まる。

株価がどこで踏みとどまるかの目安

株がどこまで下がるのかを考えるとき、ヒントになる数字が3つあります。

1つ目は「5万2965円」です。これは最高値から10パーセント下がった水準で、「調整局面」と呼ばれる、一度立ち止まって様子を見るラインになります。

2つ目は「5万339円」付近です。これは2025年末の終わりの値です。2026年の年初から株価は8500円以上も上がっていたため、ここまで下がれば「ずいぶん安くなったから、そろそろ買ってもいいかな」と考える人が現れやすくなります。

3つ目は「4万7080円」です。ここを割り込むと、最高値から2割下がった「弱気相場」という状態になります。こうなると投資家が自信をなくし、株価がなかなか上がらない暗い時期が続いてしまいます。

岩井コスモ証券の嶋田和昭氏は、相場が下がるときの損を減らすために、持っている株を売って現金にする投資家が今後も増えると見ています。今はみんな「これ以上損をしたくない」と守りの姿勢に入っている状況なんです(ちゅいヨ!)。

投資家みんなが注目する最後の守り神

もし急落が止まらなかった場合、最後にみんなが頼りにするのが「200日移動平均線」です。これは過去約1年間の株価を平均した数字で、現在は4万6269円あたりにあります。

この数字は、市場に参加している人たち全体の「プラスかマイナスかの境目(損益分岐点)」を表しています。株価がこの線より上にあれば、まだ利益が出ている投資家が多いと判断できますが、ここを割り込むと多くの人が含み損を抱えて苦しくなります。

日本テクニカルアナリスト協会の中村克彦副理事長は、市場の心理が極限まで不安になったときには、この水準まで下がる可能性もあると指摘しています。ここが、投資家たちの最後の砦といえるでしょう。

よくある疑問(FAQ)

Q1:日経平均VIが上がると、どうして株価が下がりやすいの? 

A1:VIが上がるのは、みんなが「これから大変なことが起きる!」と怖がって、株を売る権利(プット)という保険を大量に買っているからです。みんなが自分を守ろうとして株を売る動きが強まるため、結果として株価は下がってしまいます。

Q2:「弱気相場」ってなに? 

A2:直近の一番高い株価から、2割以上も値下がりしてしまった状態のことです。4万7080円を下回ると弱気相場入りとみなされ、投資家たちが慎重になりすぎるため、しばらくの間、株価が低いまま低迷しやすくなります。

これからの市場を見守るために

今回の急落は、イランへの攻撃という予測が難しい事件がきっかけでした。今後は、アメリカの株価がどう動くかや、軍事作戦がいつ収束するのかを、冷静に見ていく必要があります。

株価が大きく動くと慌ててしまいがちですが、まずは落ち着いて「今はどのラインまで下がっているのか」を数字で確認することが大切です。あなたは、こうした大きな変化が起きたとき、自分の大切な資産をどう守り、どう向き合いたいと考えますか?

専門家としてのアドバイス

急激な相場変動に直面すると、焦りから感情的な判断を下しやすくなりますが、こうした時こそ資産管理の基本に立ち返ることが重要です。まずはご自身が保有している資産の内容を改めて確認し、現在のリスクが許容範囲内に収まっているかを点検してください。目先の動きに一喜一憂せず、冷静に状況を見極める姿勢を持つことが、長期的な資産形成において何よりの助けとなります。

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