坂を負う人に、まず寄り添い
大切な想いを、明日の形へつなぐ司法書士。

代表司法書士 坂大 一雄(ばんだい かずお)

ご挨拶
司法書士シエンのホームページにお越しくださり、ありがとうございます。
私たちは、相続をただの「財産の移動」ではなく、「想いの継承」と捉えています。
人が歩んだ時間の重み、家族の記憶、これからを生きる人へ託したい願い。
それらを静かに、しかし確かに次の世代へ橋渡しする営みが、相続・生前対策だと考えています。
この道を選んだ原点には、私自身の家族の軌跡があります。
当時大学生だった私は、祖母が深い悲しみの中で自ら生を閉じた出来事を経験しました。声にならない痛みが、長く家族に残りました。
「もし、もう少し早く寄り添う知恵があったなら」
「もし、制度やお金の不安をほどく術を、あの時すでに携えていたなら」
守れた尊厳や、伝えられた言葉があったかもしれない。その悔いは、今も私の背を静かに押し続けています。
だからこそ私は、自分の意思で生き切る最期と、想いが穏やかに受け継がれる明日を、実務を通じて支えたいと考えています。
相続・遺言・家族信託・生前対策は、財産を遺すことや争いを避けるための仕組みにとどまりません。
「いま、この瞬間を安心して、そして最高に幸せに生きるための道筋を定めること」そのものです。
未来を整えることは、今日の心に、少しの余白と安心を宿すこと。
その信念で、一つひとつのご相談に向き合っています。
四つの軸と、相続コンサルティングという強み
相続は、法律だけでも、税金だけでも、手続きだけでも完結しません。
ご家族の想い・財産の現実・将来の暮らし。
その全体を同時に整えてはじめて、「本当の解決」になります。
司法書士シエンでは、相続・生前対策に向き合うとき、次の四つの軸を一つに束ねてご提案しています。
- 司法書士としての「法的な安全性」を守る視点
- 1級ファイナンシャル・プランニング技能士としての「お金の安心」を形にする視点
- 民事信託士としての「承継のデザイン(家族信託)」の視点
- 上級相続診断士としての「課題の見える化と優先順位づけ」の視点
相続の世界では、「争いを防ぐ形」だけ整えても、納税資金や生活資金の見通しが立たなければ、現実には苦しくなることがあります。
一方で、相続税の対策だけ進めて節税できたとしても、遺言や分け方、説明の不足でご家族が揉めてしまえば、それもまた解決とは言えません。
私の強みは、まさにこのバランスを崩さずに、最初から最後まで一つの窓口で整え切れることです。
法律の観点で「揉めない形」をつくりつつ、数字とお金の観点で「無理のない形」に落とし込み、必要があれば家族信託などの仕組みも使って、実行できる形まで伴走します。
さらに、上級相続診断士として初期段階で論点を整理し、何から着手すべきかを明確にすることで、対策を前へ進めます。
ここでいう「相続コンサルティング」とは、相続発生後の手続き対応だけを指すものではありません。
相続が発生する前の段階から、家族が揉めにくい道筋づくり、納税資金を含めた資産全体の整理、必要に応じた生前対策(遺言・信託など)の検討、そして相続発生後は名義変更や各種手続きを確実に完了させることまで含めた、トータルの支援を意味します。
各資格が示す専門領域
司法書士(国家資格)
法律手続き・権利関係整理のスペシャリスト
相続登記(不動産の名義変更)をはじめ、相続関係の確定、遺産分割協議書などの書類整備、登記実務まで、「法的に安全で、実務として通る形」をつくります。
相続を“結論”だけで終わらせず、名義・権利の状態を最終形まで整えます。
1級ファイナンシャル・プランニング技能士(国家資格)
資産と家計の“お金の設計”のスペシャリスト
資産・保険・年金・税などを横断し、分け方の妥当性、納税資金の確保、残されたご家族の生活の見通しまで含めて整理します。相続対策を“机上の理屈”にせず、実際に回るプランに落とし込みます。
民事信託士(一般社団法人民事信託推進センター認定資格)
家族信託による承継設計・財産管理のスペシャリスト
認知症などで判断能力が低下した場合に備え、生前から財産管理と承継の道筋を「仕組み」で設計します。遺言だけではカバーしづらい“生前の管理”や“段階的な承継”を、家族信託で現実的に進めやすくします。
上級相続診断士(一般社団法人相続診断協会認定資格)
課題の見える化・優先順位づけのスペシャリスト
相続のリスク(揉めやすさ/税負担/手続き停滞ポイント)を早期に整理し、「何から手を付けるべきか」を明確にします。初動で迷いを減らし、必要に応じて適切な専門領域へスムーズに接続します。
手続きだけ、生前対策だけ、税金だけ。どれか一つに偏らせない。法務とお金、そしてご家族の感情面のバランスをとりながら、「そのご家族なりの最善」を一緒に探し、最後まで形にすること。
それが、私がお届けしたい相続コンサルティングです。
先代から受け継いだものと、二つの誓い
司法書士シエンには、先代から受け継いだ言葉があります。
先代司法書士 古上 敦利 誓いの詞
古来希なる人物を造れ
上と下の差別を無くせ
敦き情けは人の為ならず
利益の追求 卑しむべし
士業としての技術や知識以前に、人としてどう在るべきか。
この誓いは、今も事務所の根幹に息づいています。
私は2017年、新宿区北新宿に事務所を移転する際に、先代司法書士・古上敦利先生の旧事務所を事業承継しました。
看板は変わっても、「困っている人にきちんと向き合う」という姿勢は、そのまま受け継がせていただき、今に至ります。
そのバトンを受け取り、私は自分自身の誓いを次のように言葉にしました。
代表司法書士 坂大 一雄 誓いの詞
坂を負う人に、まず寄り添い
大切な想いを、明日の形へ
一つの言を、重んじる
雄々しくも、和を尊ぶ
人生のどこかで、ふいに現れる「坂」のような出来事。
相続・生前対策のご相談は、まさにそのタイミングでいただくことが多いと感じています。
そのとき、
- 坂をまずは一緒に受け止めること
目の前の不安や重荷から目をそらさず、同じ歩幅で寄り添うこと。 - 大切な想いを「言葉」と「仕組み」にして整えること
胸の内にある願いを言語化し、遺言や信託など具体的な形に落とし込むこと。 - 一つの言葉を何よりも大切にすること
書面の一文、対話のひと言が、将来の安心につながることを決して忘れないこと。 - 雄々しさ(強い意志)と、家族の調和(和)を両立させること
ご本人の意思を尊重しながらも、残される家族みんなが穏やかに暮らせる着地点を探ること。
この姿勢を忘れずに、日々の実務に向き合っていきたい。
その決意を、この誓いの詞に込めています。
略歴
| 1980年 | 埼玉県さいたま市に生まれる |
| 2001年 | 法政大学人間環境学部 卒業 |
| 2010年 | 会社員を経て法律に強い興味を持ち司法書士を志す |
| 2012年 | 司法書士試験合格 |
| 2012年 | 司法書士登録(東京司法書士会 登録番号 6283) |
| 2013年 | 新宿区高田馬場にて「司法書士坂大事務所」を開設 |
| 2017年 | 新宿区北新宿に事務所移転し、先代司法書士・古上敦利氏の旧事務所を事業承継。 「司法書士法務支援パートナーズ」に事務所名を変更 |
| 2024年 | 1級ファイナンシャル・プランニング技能士 登録 |
| 2025年 | 民事信託士 登録 |
| 2025年 | 上級相続診断士 取得 |
| 2025年 | 事務所名を「司法書士シエン」に変更 |
資格・所属
- 司法書士(東京司法書士会 登録番号 6283)
- 簡裁訴訟代理等関係業務認定(認定第1201008号)
- 1級ファイナンシャル・プランニング技能士(技能士番号 1F1-0-23-023980)
- 民事信託士(登録番号 2025年・第10期・46号)
- 貸金業務取扱主任者(登録番号 F094000849)
- 上級相続診断士(登録番号 ※取得次第記載)
主な実績
東京司法書士会の相談業務に3年間従事し、相続・遺言・成年後見などを中心に、これまで数千件のご相談に対応してきました。
一件ごとに背景事情や家族関係を丁寧にうかがいながら、「法律だけ」「お金だけ」に偏らない整理の仕方を一緒に考えてきた経験は、現在の総合的な相続コンサルティングの土台になっています。
また、司法書士受験生向けの相談業務にも約2年間携わり、学習や進路、仕事との両立などに悩む多くの受験生の声を聴いてきました。
不安や迷いを言葉にしてもらい、それを一つずつ整理していくプロセスの中で、「人の話を聞き、状況を構造的にとらえ、次の一歩を一緒に考える」というスタイルが自然と磨かれたと感じています。
さらに、相続・遺言・家族信託・生前対策をテーマとしたセミナーも各地で開催しており、金融機関や専門家向けだけでなく、一般の方向けの勉強会や、事務所主催の少人数セミナーなども継続的に行ってきました。
「難しい話を、はじめての方にもわかりやすく」「明日から家族と話したくなる内容に」という点を大切にしながら、情報発信にも力を入れています。
プライベート・趣味
プライベートではロードバイクが趣味で、ヒルクライムやエンデューロレースに本気で取り組んでいます。
2024年 糸魚川330kmソロ優勝、2024年 つくば2時間エンデューロソロ優勝、2025年 下総3時間エンデューロ年代別優勝、2025年 富士ヒルクライムでは45歳部門総合3位などの結果を残しており、ニセコクラシックやツール・ド・おきなわにも出場してきました。
コツコツとトレーニングを積み重ね、本番に向けて準備を整えていくプロセスは、相続・生前対策の仕事にも通じるものがあると感じています。
いきなり本番に臨むのではなく、「いつか」のために少しずつ備えていく。その積み重ねが、安心につながるという意味で、仕事と趣味はどこか地続きです。
特技は早起きで、毎朝4時に起きるのが日課です。自転車のトレーニングをしたあと、英語の学習や法改正・金融・経済などの情報アップデートに取り組むことを、毎日のルーティンにしています。
事務所のマスコットである「ぶんきちくん」は、我が家で一緒に暮らしている白文鳥がモデルです。
毎日家族で可愛がっている存在で、事務所でも少しでも和んでいただけたらという思いから登場してもらいました。


事務所のマスコットである「ぶんきちくん」は、我が家で一緒に暮らしている白文鳥がモデルです。
毎日家族で可愛がっている存在で、事務所でも少しでも和んでいただけたらという思いから登場してもらいました。
休日は、妻とお気に入りの愛車でドライブをしながらカフェに立ち寄り、ゆっくり読書をする時間も大切にしています。
相続やお金の話を、堅苦しいものではなく、「日常の会話の延長線上で自然に話せるテーマ」にしていきたい。そんな思いで、仕事と暮らしのバランスを整えながら過ごしています。
メッセージ

大切なお話だからこそ、私たちが静かに向き合います。
「こんなこと、相談していいのかな」
「家族にはまだ話せない」
そんなお気持ちのままで構いません。
まずは「わからない」を、そのままお持ちください。
法律・お金・仕組みの側から、一緒に整理していきましょう。
その一歩が、あなたと大切な人の明日を、少しでもやさしくするきっかけになれば幸いです。

司法書士シエン
代表司法書士/1級ファイナンシャル・プランニング技能士/民事信託士/上級相続診断士
坂大 一雄