2018.06.26 【特別受益と持ち戻し】

父が亡くなって、兄弟姉の会話。
弟「兄さんは家を建てる時、頭金を親父に出してもらったよね」
兄「お前だって同居をいいことにお小遣いもらってたじゃないか」
兄「姉さんもだよ。結婚資金のほとんどを親父に出してもらったよね」
姉「そんな何十年前の話、忘れたわ」

特別受益とは、特定の相続人が被相続人から生前に贈与を受け、特別な利益を得たことをいいます。上記の会話のケースですと、兄と姉に特別受益があったと判断されることがあります。特別な受益ですから、この弟のようにお小遣いをもらっていた程度では、特別受益にあたらないでしょう。

特別受益があった場合、特別受益分を相続財産に加えて計算する「持ち戻し」という方法があります。
父の財産が3,000万円。
法定相続分の通りであれば、それぞれ1,000万円ずつ受け取ることになります。

しかし特別受益があった、
兄が家を建てた時の頭金の贈与1,000万円。
姉の結婚資金の贈与200万円。
これらをみなし相続財産として持ち戻し、父の財産が4,200万円あったと計算します。
そうすれば、一人当たり1,400万円ずつになります。

そこから兄は贈与分1,000万円をマイナスし400万円。
姉は贈与分200万円をマイナスし1,200万円。
弟はそのまま1,400万円を相続すれば公平性が保たれるとされています。

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