米国株が日本の昼間に買える!?12月から始まる投資の大きな変化について

みなさんはこれまで、「米国株の投資」と聞くとどんなイメージを持っていましたか?

こんにちは!西荻窪・吉祥寺の相続専門の文鳥、ぶん吉です(ちゅいヨ!)。

「夜中に起きていなければいけない」「仕事が終わってから眠い目をこすって注文を出す」といった、少し大変なイメージがあったかもしれません。でも、そんな常識が12月からガラリと変わります。なんと、日本の太陽が昇っている昼間に、アメリカの有名企業の株がリアルタイムで買えるようになるんです!今回はこの大きな変化について、分かりやすくお話しします。

米国株が日本の太陽の下で動く日

2024年12月から、ニューヨーク証券取引所やナスダックに上場している銘柄を、平日のほぼ24時間体制で売買できる仕組みが動き出します。具体的には、1日に23時間も取引が可能になるのです。

これまでの米国株投資は、原則として日本時間の夜間から早朝にかけてしかリアルタイムの売買ができませんでした。しかしこれからは、東京証券取引所が動いている日本の昼間でも、リアルタイムで米国株の注文を出せるようになります。

私たちの生活リズムに合わせて、ランチタイムや家事の合間に、iPhoneを作っているアップルや検索エンジンでおなじみのグーグルといった世界的な企業の株をチェックして投資できるようになるのは、とても大きな変化ですね。

対応する証券会社とそれぞれの動き

この新しい仕組みにいち早く対応するのは、ネット証券各社です。証券会社によって対応が少し異なるので、整理してみましょう。

  • SBI証券、楽天証券、マネックス証券、松井証券の4社は、12月6日のサービス開始初日からこの「23時間取引」に対応します。
  • PayPay証券も、すでに持っているシステムを改修することで、初日から対応する予定です。

一方で、野村証券や大和証券といった、お店の窓口がある「対面型」の証券会社は、今のところ慎重な姿勢を見せています。なぜなら、取引時間を大幅に延ばすためには、コンピューターシステムの改修に多額の費用がかかるだけでなく、夜間も注文を受け付けるためのスタッフを配置しなければならないからです。コストに見合うだけの利益が出るかどうか、じっくりと見極めている最中といえます。

日本株と米国株のルールの違い

米国株が身近になることで、日本株とのルールの違いもよりハッキリ見えてきます。実は、米国株には初心者にとって嬉しい特徴があります。

  • 米国株:1株から買える。数千円や数万円といった少額から、世界の一流企業のオーナーになれます。
  • 日本株:基本は100株単位。有名な企業の株を買おうとすると、数十万円といったまとまったお金が必要になることが多いです。

また、取引時間の長さも大きく違います。日本株の取引時間は1日に合計5時間半ですが、米国株は今回の変更で23時間になります。楽天証券の楠社長は、今後の展望について次のように予測しています。

日本株を取引していた若年層の一定数は米国株に流れる

このように、少額で手軽に買えて取引時間も長い米国株に、多くの人の関心が向くことが予想されています。

私たちの投資スタイルはどう変わる?

今回の変化は、日本が国として目指している「資産運用立国」にとっても大きな意味を持ちます。実は、投資信託などを通じた海外への投資額はすでに年間77兆円に達しており、5年前と比べると約2倍にも膨らんでいるのです。

一方で、日本の市場が空っぽになってしまう「空洞化」を心配する声もあります。例えば、日本でもおなじみのPayPayの親会社は、今年3月に日本の市場ではなくアメリカのナスダック市場に上場しました。魅力的な企業がどんどん海外へ流れてしまうのは寂しいですが、個人投資家にとっては、世界を舞台に自由に投資先を選べる時代になったとも言えます。

ここで注目すべきなのは、投資の「壁」が完全になくなるということです(ちゅいヨ!)。日本にいながら、まるで渡り鳥のように自由に国境を越えて、成長している企業を応援できる時代がやってきます。

よくある疑問(FAQ)

Q1:夜に起きている必要はなくなるの?


A1:はい、その通りです。日本の昼間にリアルタイムで注文できるようになるので、無理をして夜更かしをする必要はなくなります。自分の生活リズムを崩さずに投資を楽しめます。

Q2:手数料は高くなるの?


A2:証券会社側にはシステムを動かし続けるコストがかかりますが、ネット証券各社は利用者の利便性を第一に考えて競い合っています。まずは今の手数料のままでサービスを始める会社が多いようです。

Q3:すべての証券会社でできるの?


A3:まずは大手のネット証券から始まります。自分が使っている証券会社が12月からの23時間取引に対応しているかどうか、ホームページなどでしっかり確認することが大切です。

まとめとこれからの視点

今回の23時間取引の開始によって、投資における「時間」や「場所」の制約はさらになくなっていきます。世界はどんどんつながり、私たちのスマートフォン一つで、地球の裏側にある企業の株主になれるのです。

広い空から森全体を見渡す鳥のような視点(鳥の目)を持って、広い視野で投資先を選べるようになりたいですね。

最後に、みなさんに問いかけたいと思います。

もし24時間、いつでも世界中の企業に投資できるとしたら、あなたならどんな未来に自分のお金を預けたいですか?

専門家としての一言

取引が便利になり、24時間いつでも資産を動かせるようになると、ニュースや株価の小さな動きに反応して、感情的な売買が増えてしまうリスクがあります。いつでも取引できるからこそ、あえて「何もしない時間」を作ることも大切です。利便性が向上した今だからこそ、改めて長期的な視点を持ち、自分で決めたルールに基づいた堅実な資産運用を心がけましょう。それが、大切な資産を守り育てるための一番の近道となります。

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